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遠州掛塚(砂町)で明治から昭和40年頃まで、刳り物や挽き物などの木工製品を製作していた「くりものや」 2017年秋、二人の三代目により、くりものやが復活しました。

一番似ている独楽を発見!

さてさて、久しぶりの「くりものやの歴史」です。
ちょっと珍しい形のくりものやの独楽ですが、どうやら九州がルーツではないか?と推測しているのはこれまでにご紹介した通りです。
独楽の形はどこから由来したの?
独楽の形の謎を解く新たな事実が判明


たとえば、博多の平ごま


それから、佐世保のボーズごま


肥後ごま


そして、八女和ごま

たしかに芯が上に突き出ていないのは共通しているけど、形はかなり違いますよね。
それから、大分の独楽がないのが気になります。
なぜなら、大分県は私がよく出張で行くところだから(笑)

そこで、大分県の特産の独楽はないのかなぁ?と調べてみたところ、こんなブログ記事を見つけました。
大分、北川木工所の思い出(ブログ:「消え行くアメリカ車たちを追って」)

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塗りのない木地そのままの仕上がりや、四角ではなく丸い芯など、くりものやの独楽と共通する特徴があります。
右下のなんて、形も似てますね。


それから、これは「リンゴ」と呼ばれた独楽だそうですが、一番上の丸く彫ってある部分がそっくりじゃないですか?
(上記2枚の写真は、「消え行くアメリカ車たちを追って」ブログ主様提供)
ほら?


うーん、これは気になります。
この方、北川木工所のコマに関して3つの記事を書かれてるのですが、それによると、

  • これは大分県の特産品というよりは、大分市内にあった北川木工所のオリジナルらしい
  • 正月には、子供が列をなして買いに行った
  • 木工所はご兄弟でやられていたらしい
  • 大分の子供は、このコマが当たり前だと思っていて、他の地方に住んで初めてオリジナルであることを知る(笑)

などなど、独楽そのものだけではなく、取り巻く環境(?)も似ています。
コメント欄には、北川木工所のお孫さんの同級生という方も登場して、「お孫さんが復活させたいと言っていた」という情報も載っており、ますます他人事とは思えません(笑)

で、これはいいな!と思ったのが、自分が欲しいコマの絵を描いて持っていくと、その形のコマをその場で作ってくれるということ。
将来的には、そういう工房にしたいなーという思いはあります。
木工旋盤で挽いてるところは、見たら絶対面白いもん(^_^)

くりものやオリジナルの独楽を復刻した後で、こちらの北川木工所さんのコマも作ってみようかな?

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コメント

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無題

こんにちは。
転載有難うとざいました。
確かに形が似ていますね!北川のコマは、リンゴの様に下が丸いタイプと、角型(上の写真の一番右)と両方が選べました。
丸型の方が重心が低くて、安定している気がしますが、角型の方がスリムなシェイプで…。

因みに一番左の奴は、富士なんですが、麓に一段あり、しかも角型で「一段角富士」なんて具合に注文していました。

今大分に行っても、ボーズ位しか無いかも知れませんね。

曲面が多い以外、作り方は同じだと思いますから、出来たら良いですね!

私も子供の頃、将来コレをやる…なんて思っていたんですが、転校と共に忘れてしまいましたw

Re:無題

heroさん、コメントありがとうございました。

北川さんのコマは、たくさんの種類から選べるのがいい(よかった)ですね。
注文の仕方も通(つう)っぽいです(笑)

くりものやの独楽は本家に2つしか残っていないのですが、小学生の「昔の遊び教室」で展示したいとか、お祭りに付随するイベントで展示するなどで貸し出し中です。
採寸はしてあるのですが、やはり実物が戻ってくるまで待って、復刻版の製作にかかりたいと思っております。

丁度いい材料が、なかなか手に入らないのが困りものです。

  • 忠作さんの孫
  • 2017/10/04(Wed.)