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遠州掛塚(砂町)で明治から昭和40年頃まで、刳り物や挽き物などの木工製品を製作していた「くりものや」 2017年秋、二人の三代目により、くりものやが復活しました。

みんなを笑顔にするスプーン


何を作っているのでしょーか?
さぁ、みんなで考えよう!というのは昔懐かしい「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」の名セリフですが…


これは、30年以上使い続けて、何本も買ってるドライバーなんですけどね。
すごく力が入れやすくて、狭い場所でちゃんと握れない状況でも、ちゃんとネジを緩めることができるんです。

で、去年の6月のある日、ふと気づきました。
これをスプーンにしたら、手先が不自由で箸やスプーンを持てなくなっちゃった人でも自分で食事ができるんじゃないか?と



こんな具合に色んな持ち方ができるんです。

それから10ヶ月。
やっと試作に取り掛かりました。

木工旋盤で握りの部分とサジの部分を削り出して、


サジ部分をバンドソーでカットして、


完成です!
先割れスプーンにしたから、煮物も食べられるかな?


素人考えなんですけど、介助してもらわないと食事ができないのと自分で食べられるのとでは、身体や脳の衰え方が全然違うんじゃないかと。
ちょっとしたことがきっかけで、あっという間に衰えていくんだなーってのを実感してるもんでね。

衛生面(洗うこと)を考えたら、プラスチックや金属のほうがいいのかな?と考えたこともありますが、木に触れることで癒しの効果で老化を抑制できる(?)という話もあるので、ここはひとつ得意の木工作で作ってみようと。
やっぱり木のぬくもりだろうと(笑)

これ、実際に使ってもらって、改良を重ねていかないとなーと思います。

おじいちゃんも、おばあちゃんも、介護する人も、みんな笑顔になれるスプーンができるといいな。
20〜30年経って、自分が使うかもわからんしね。
「俺、いいものをこしらえたな〜」って、そのときに思いたいじゃんね(笑)
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