忍者ブログ

遠州掛塚(砂町)で明治から昭和40年頃まで、刳り物や挽き物などの木工製品を製作していた「くりものや」 2017年秋、二人の三代目により、くりものやが復活しました。

やっさんの思い出の木

今週は、日刊「くりものやブログ」ですよ(笑)

書きたいことが溜まっちゃってまして。 


先週のある朝会社に着くと、横の街路樹の剪定作業の真っ最中。 

これはチャンス! 

 

すぐに近寄って「これ、もらってもいいですか?」と、切ったばかりの枝をいただいちゃいました。 

 

これは椎の木(スダジイ)ですね。 

「木材加工面がわかる樹種辞典」によると、

・用材として使いづらい、硬くて暴れる材

・椎茸のホダ木や薪に使われる以外、建築材や家具材には用いられない

ということですが…(汗)

まぁ、なんとかなるら(笑)

入社したての頃、社員みんなから「やっさん」と呼ばれてるおじさんがいて、毎朝早く出社しては、この木の下で焚き火をしてたんです。椎の木は常緑樹だから落ち葉があるわけもなく、どこから燃やすものを集めてきたのか?

暖をとる目的だったら屋内にいればいいだけの話なのに、何のために焚き火をしていたのか?わかりませんが、とにかく毎日焚き火をしておりました(笑)

 

やっさんには仕事ではよく怒られました。後工程に迷惑をかけるような仕事の流し方をすると、そりゃもうひどく怒られました。

と言っても、興奮すると何を言ってるか全然わからなかったので、聞き流すだけでよかったですが(笑)

でも、それ以外のときは一緒に馬鹿話をしたりして、とっても気のいい、みんなから愛されるおっちゃんでした。

退職されてから身体をこわして、大好きだった鮎釣りにも行けなくなったと聞いてはいましたが、昨年の6月に突然亡くなったそうです。

そんなやっさんが毎日焚き火をしていた煙に燻された椎の木。 

やっさんを思い出しながら削らせてもらうね。 

というわけで、工房に持って行って、細すぎる枝や葉っぱを取り除いたら…
 

あらあら、こんなに小さくなっちゃいました(笑) 

まぁ、そんなもんか 

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字