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遠州掛塚(砂町)で明治から昭和40年頃まで、刳り物や挽き物などの木工製品を製作していた「くりものや」 2017年秋、二人の三代目により、くりものやが復活しました。

オクシズ森林の市


この週末は工房に行くのはお休みして、静岡市林業センターで行われた「オクシズ森林の市」に行ってきました。

一番初めは、ヒノキの伐倒実演。
幼年時代に教育テレビの「はたらくおじさん」で見たことはあったけど、実際に見るのは初めてです。

チェーンソーで倒す側に三角の切り込みを入れて、次に反対側にも切り込みを入れると、音もなく倒れていきます。
「たーおれるぞー!」と叫ぶこともなく(笑)

あれ?他の木に引っかかって止まっちゃいました(^_^;
そんなときは、チルホール(手動ウインチ)で引っ張って倒します。
ちなみに林業関係者は、木を痛めつけているのではなく、使わせていただく、命をいただくという気持ちをこめて「倒す」ではなく「寝かす」と言うそうです。


会場には、子供向けに「きこり体験」コーナーもあってプラスチックでできたミニチェーンソーが用意されていました。実際に木は切れないけど、ウイーンとそれっぽい音が出ます。
おもちゃメーカーの製品ではなくて、チェーンソーのメーカー、Husqvana(ハスクバーナ…スウェーデン)、STIHL(スティール…ドイツ)が作ってるんですね。ヨーロッパって、そこがスゴイと思います。リアルな道具でごっこ遊びした子供が、将来その職業に就くかもしれませんからね。


丸太のストーブがいい感じ(^_^)


伐倒実演の後は、バスに乗って製材所見学ツアーです。
木挽だったひいじいちゃんの何世代も後輩の工場ですね(笑)
製材所も中を見るのは初めてです。

くりものや工房のよりも何倍もデカイ帯鋸

丸太を載せた台車を操作して、帯鋸で角材や板に挽いていきます。
今日は(本来)お休みなので実際に製材するところは見られませんでしたが、製材の流れは説明していただいて、よ〜くわかりました。


バスツアーは、市内の新築現場にも立ち寄りました。
静岡市内で静岡市産材を使って新築すると、土台と柱100本(30万円分)がプレゼントされるそうです。

うらやましいことに、4寸ヒノキの柱です。
このお宅は約7割が静岡市産のヒノキと杉だそうです。


会場には木工製品などの出店ブースもたくさんありましたよ。

桜かと思ったら、シルバービーチ(ブナ科の外材だけどカバに近い)だそうです。
同じ作り手からすると、リーズナブルなお値段(^_^)


山桜の腰掛椅子。背もたれがないのに、座っていて疲れない椅子です。
腰痛持ちなので、そこは重要チェックポイントなのですよ。
製作者の方も腰が悪いので、腰にやさしい椅子づくりを心がけているそうです(笑)

特にコレ。
お尻が後ろにはみ出して、背もたれがきっちりホールドして理想的な「楽な姿勢」を保てます。
座面も足(腿)をサポートするレーシングカーのバケットシートのような形状になっています。
お客さんの身体に合わせたオーダーメイドだそうです。

こちらは、樫の脚に杉の座面、背もたれは5mm厚の木の皮を組み合わせた、めっちゃ軽い椅子です。こんなに細い脚なのに強度を保てるのは樫ならではですよねー。
背もたれは身体にフィットして、布のように伸びないので安心感があります。

いやいや、座り心地のいい椅子があるとついつい夢中になっちゃいますねー。
やっぱ、椅子は木がいいわ。
高くて買えないけど(^_^;
いつか、自分用の椅子を作ろうっと。


椅子の代わり(?)に、ヒノキの突き板を表紙に貼ったノートを買って帰りました(笑)
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