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遠州掛塚(砂町)で明治から昭和40年頃まで、刳り物や挽き物などの木工製品を製作していた「くりものや」 2017年秋、二人の三代目により、くりものやが復活しました。

ドンドン行きましょう!

この週末、浜松市内にある、こんなお店にお邪魔してきました。

太鼓屋さんです。

先月の初めに、こちらの若旦那から「バット型の特殊なバチを作れませんか?」メールをいただきまして、何度かメールのやりとりをした後、くりものや工房を訪ねてくださっていたのです。
そのとき持ってきていただいたサンプルを元に試作していたのがくりものやとバットの記事というわけ。

この中の一本が、その試作品です。どれかわかりますか?(笑)

浜松の西の方では、お祭りの大太鼓をこういうバチで叩く地域があるんですね。
それぞれの町ごとに形も材質も違うんだそうです。

バチは消耗品ですからねー。
普通のバチは、出来合いのものを仕入れていらっしゃるんですが、こういうものは特注するしかありません。
ところが、遠州地域には「くりもの」をやっている木工所が今はひとつもなくて、お困りだったそうです。

うちは不定期操業なので、いつでも!というわけにはいきませんが、それでもお役に立てることがあれば…ということでお話をさせていただきました。

そのあと、皮を張る作業場などを案内していただきました。
職人さんの仕事場を見るのはワクワクしますね〜。
写真がなくて申し訳ないです。
なんとなく、玄人の仕事場は気軽に写真を撮ってはいけない気がして…(^_^;

こちらは、一般の人でも皮を張る体験ができる部屋。

太鼓の胴の内側って初めて見ました。
外側もピカピカでもちろんきれいなんですが、内側も木目がきれいですねー。

近頃では、ケヤキの大木が手に入りにくくなって苦労されているそうです。
バチも集成材のものが出回り始めたとか。
木材の需要が減って、林業が商売として成り立たなくなった影響がここにも出てるんですね。
お祭りなど、伝統の行事で使われる太鼓ですから、この先も何十年、何百年と続いていってほしいです。

こちらの若旦那は、まだ三十代。四代目にあたるそうです。
「継げ」と言われたからではなく、自ら太鼓屋をやろうと高校生のときに決めたそうです。
頼もしい!
材料など心配ごとはありますが、彼が頑張ってくれるから、遠州地区のお祭りはまだまだ安泰かな(^_^)
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