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遠州掛塚(砂町)で明治から昭和40年頃まで、刳り物や挽き物などの木工製品を製作していた「くりものや」 2017年秋、二人の三代目により、くりものやが復活しました。

杢が美しいブビンガの汁椀

高台が普通よりも高い汁椀のご依頼をいただきました。
「お椀の下に手が入りやすいように」ということらしいです。

実はお椀って、なかなか材料に悩むものなんですよね〜。
普通のお椀の高さが6.5cmくらい。直径が11cmくらい。
板だったら厚さが7cm以上、角材だったら12cm角以上。
なかなか手に入りないんです(T-T)

世の中には、金に糸目をつけなければ、そのくらいの材料はありますよ。
でも、うちは杢目も大事ですが、糸目も大事です(笑)

ところが!幸いなことに、今年の春に手に入れておいた12cm角のブビンガの角材があったんですね〜。これなら、高台の高いお椀も作れちゃいます。

ブビンガは熱帯アフリカの「神宿る木」とも言われていて、今では入手しづらくなった欅の代用として和太鼓の胴などにも使われている木材です。

外側を削ったところです。いい味出てるでしょ?


そして、内側を削りはじめたのですが…

めっちゃ硬いです!
粉状の削くずを出しながら、少しずつしか削れません(T-T)
まぁ、それだけ目が詰まっているってことなので、削った表面はツルツルできれいなんですがね。




高台だけ高くすると不恰好になるので、全体的に高くしてみました。
この外観に合わせて内側を削ってしまうと、容量が多すぎてしまうので、見た目よりは浅く、つまり「上げ底」で調整しています。

久々に「これ欲しいな〜」
(つまり、お譲りしたくない)
です(笑)

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