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遠州掛塚(砂町)で明治から昭和40年頃まで、刳り物や挽き物などの木工製品を製作していた「くりものや」 2017年秋、二人の三代目により、くりものやが復活しました。

独楽をイメージした小物入れ


桜の刻印が入った独楽のデザイン。とても気に入っています。
これから復刻独楽は作るんだけど、このデザインを応用した他の作品が作れないか考えています。

コースターを作ってみたけど、直径60mmだとちょっと小さいんですよねー。
刻印とのバランスがあるから、あまり大きくしたくはないし。

あれこれ考えるうち、蓋つきの小物入れはどうかな?と思いつきました。
お皿やボウルに比べると、合わせのある小物入れは難易度が高いんですが、何事も経験です。
まずは桜の材で挑戦してみました。

つるっつるでしょ?
これ、ただの丸棒じゃないんですよ。
この時点で、別々に加工した蓋と本体を組み合わせてます。
よ〜く見ないと合わせ目に気づかないでしょ?
我ながら、なかなかの出来栄えだなー。

蓋がパッカリ割れてなければね(泣)

蓋の上面に独楽と同じデザインを施すべく、内側加工用の「つかみ」を削り取っている最中に、元々あった小さなヒビに当たってパカーンと飛んでいきました。
まぁ、こういうこともあります(笑)
蓋だけ作り直せばいいじゃん?
って思うでしょ?
こういうのはね、ひとつの材から蓋と本体を切り出すから、木目が(ほぼ)つながって見えていいんですよ。
だから、これはここでお終いです。
でも、完成品にはならないけど、本体の内側も削ってみましたよ。

まっすぐな壁、壁と直角で真っ平らな底。
これは初めての経験です。
どの刃物を使って、どうやって削るか?試行錯誤です。
途中何度か「キャッチ」(回転する材料に刃物が食い込む現象…せっかくきれいに削った面が一瞬でギタギタになるし、なにより怖いw)を食らいながら…
いい勉強になりました。

焼き印は今まで大の苦手だったけど、だいぶコツをつかみましたよ。

くやしいから、もう1個作ります(笑)
桜は独楽を作るために買った材料なので、節約することにして、枇杷を使うことにしました。
今度は順調に作業が進み、焼き印も押して、最後に桜の刻印をハンマーでカーンカーンと打っていたそのとき…
あー!

割れました(笑)

今日は、ひとつも完成品が出来上がらなかったけど、長くて細い切り屑がシュルシュル出て気持ちがよかったし、得るものは多かった一日でありました。

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