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遠州掛塚(砂町)で明治から昭和40年頃まで、刳り物や挽き物などの木工製品を製作していた「くりものや」 2017年秋、二人の三代目により、くりものやが復活しました。

美しく安定した形を求めて


フェンダーのテレキャスターと研究開発費で買ったストラトキャスター(笑)
惚れ惚れするほど美すぅい〜!
しかも安定したスタイルです。曲線美ってやつですね〜。

私もですね、器が美しく見える形を日々研究しております。
奇抜なデザインではなくて、オーソドックスで安定した美しさをね。

例えば、上から下までほぼストレートで底付近を丸くしたコップを作ると、かなり不安定に見えちゃうんですよねー。
寸法的なまっすぐと、見た目の安定は違うのかもしれません。


でもね、どうやら見つけちゃったみたいですよ。
これは、ガラスコートのテストベンチを兼ねて、毎日会社でコーヒーを何杯も飲むのに使っているお気に入りのカップです。

口の部分は、ほんの少しだけラッパ状に広がっていて、そこからまっすぐ下に降りていくと思わせて、ゆる〜いS字を描いて底の丸みにつながっていく、微妙な「下膨れ」スタイル。

使うときの目線で見ると、こんなふうに見えます。

どっしり安定して見えませんか?
見た目だけじゃないんです。このカップ、上のほうはかなり薄く、下にいくほど厚くなるように作ってって重心がかなり下にあるので、テーブルに置くときもコトッといい音がしてどっしりしてるし、手に持ったときも重すぎず軽すぎずバランスがいいんです(^_^)


小さなお猪口では、同じようにするとS字が強調されてはっきりわかります。
くびれた部分が持ちやすいという効用もあるんですよ。
使う目線で見ると、こんな感じ(もちろん左側です)。


安定性に関しては、起き上がり小法師とまではいきませんが、倒そうとしても自己復元力で元に戻ります(笑)


今回はコップの形を研究してみました。
このカタチ、もしかしたらテレキャスターやストラトキャスターにインスパイアされたのかも(笑)
これからも、お皿やお椀など、それぞれ美しく見える形を探ってみたいと思います。

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