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遠州掛塚(砂町)で明治から昭和40年頃まで、刳り物や挽き物などの木工製品を製作していた「くりものや」 2017年秋、二人の三代目により、くりものやが復活しました。

2019年初削り

皆様、あけましておめでとうございます。
本年も「くりものやブログ」をよろしくお願いいたします。

くりものやの2019年は2日から始動しました。
初っ端からガッツリいきますよ。オーダー品のブビンガのお椀4つ!

ブビンガは、アフリカのマメ科の広葉樹で、硬さ、赤い色味、独特の杢が特徴です。
神宿る木とも言われているそうです。
近年では、大径木が入手しづらくなったケヤキの代わりに和太鼓の胴などにも使われている銘木です。
120mm角の角材を切り出して使います。
これを縦木取りと言います。できあがったお椀をテーブルに置いて使う状態が、木が大地に立っていたのと同じ向きになります。強度があって、歪みや収縮に強いんですね。
でも、世の中にある木製のお椀の多くは「横木取り」。板から切り出して作るんだそうです。
そのほうが、木取りの効率がよく、より多くのお椀が作れるからだそうです。
よくわかんない?
詳しいことは、こちらの記事「木地の山中が『縦木取り』にこだわりつづける理由」をご覧ください(笑)


うんちくを垂れてる間に、角材がだんだん丸くなってきました。
いい杢目でしょう?


丸くなったら、外側の形状から削っていきます。
高台の部分は、内側を刳る(削る)ときにチャックで掴む部分を兼ねるので、この時点ではテーパーにしてあります。



外側ができたら、高台をチャックで掴んで内側を刳っていきます。
めっちゃ硬いです(^_^;
初めのうちは粉状の木屑ばかり出て、いつになっても終わる気がしません(笑)


そうは言っても、辛抱強く続けていれば、こんなにキレイな切削面が現れて、内側もできあがりです。

あと3つ内側を削って、さらに高台の部分を仕上げるんですが、
例によって夢中になったので、途中の写真がありません(笑)


これは珍しい写真かもしれません。内側だけガラスコーティングした状態。
コーティングした部分としていない部分の違いがおわかりいただけるのではないでしょうか。
ブビンガは1回塗っただけで、ご覧のように艶ツヤテカテカになるので、気持ちがいいです。


外側もコーティングして完成です。
気に入っていただけるかな〜?

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